ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
渋谷から「場所」が消えていく ある日、ふと手に取った一冊の本が私を深い思索の世界へと誘いました。伊東豊雄さんの『この社会に、建築は、可能か』です。この本の冒頭を読んで、まず心を掴まれたのが「渋谷から『場所』が消えていく」 […...
こんにちは、今日はダニエル・ペナックの『散文売りの少女』についてお話ししたいと思います。この本は、私が最近読んだ中で特に心に残った作品です。最初にこのマロセーヌ・シリーズに出会ったとき、こんなに愛おしい家族がいるんだと驚 […...
先日、図書館の片隅で見つけた一冊が、私の心に深い余韻を残しました。その本のタイトルを見た瞬間、何かしらの警鐘を鳴らされているような気がして手に取ったのです。『安全で健康的な食品の供給』というこの本は、私たちの日常がどれほ […...
この本を手に取ったのは、いつもの書店の片隅、ひっそりとしたコーナーでした。「小さなチーム、大きな仕事」――そのタイトルには、なんだか親しみが湧きました。普段の生活でも、私たちは大きなことよりも、小さくても確かなものに価値 […...
静かに迫る右派の波に、私はどう向き合うべきか 最近、「アメリカの新右翼:トランプを生み出した思想家たち」を手に取りました。最初は政治の話題なんて、自分には少し難しいかなと思っていたんですけど、読んでみるとじわじわと心に響 […...
本を読むことは、私にとって「静かな対話」のようなものです。ページをめくるごとに著者の考えや感情に触れ、時には自分の中でくすぶっていた感情が引き出されることもあります。今回手にした高山正之さんの『変見自在』は、そんな静かな […...