ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
こんにちは、今日はダニエル・ペナックの『散文売りの少女』についてお話ししたいと思います。この本は、私が最近読んだ中で特に心に残った作品です。最初にこのマロセーヌ・シリーズに出会ったとき、こんなに愛おしい家族がいるんだと驚 […...
この本を手に取ったのは、いつもの書店の片隅、ひっそりとしたコーナーでした。「小さなチーム、大きな仕事」――そのタイトルには、なんだか親しみが湧きました。普段の生活でも、私たちは大きなことよりも、小さくても確かなものに価値 […...
本を読むことは、私にとって「静かな対話」のようなものです。ページをめくるごとに著者の考えや感情に触れ、時には自分の中でくすぶっていた感情が引き出されることもあります。今回手にした高山正之さんの『変見自在』は、そんな静かな […...
『愛すべき凡庸な日常』というタイトルを初めて目にしたとき、正直「凡庸」という言葉に少し引っかかりました。普段、私たちは「特別」や「優れたもの」に価値を見出しがちですから、「凡庸」と聞くと、どこか地味で目立たないイメージが […...
福岡出身で20代後半、もともとは理系のエンジニアだった僕が、今はこうして本に心を揺さぶられ、書評を書くことになったきっかけを作ってくれたのが、大学時代に偶然手にしたノンフィクションでした。その時、「本ってこんなに人を変え […...
こんにちは!今日は、最近読んだ本『埼玉クルド人問題』についてお話ししたいと思います。普段は小説やエッセイをよく読む私ですが、この本はそのタイトルからして気になって、つい手に取ってしまいました。読み進めるうちに、たくさんの […...
「自分の資産」を掘り起こすということ この本を最初に手に取ったとき、何か特別な期待を抱いていたわけではなかったんです。社会人向けのオンラインスクール「hintゼミ」を運営している斉藤さんの本ということで、まあ、起業に役立 […...
こんにちは。北海道の小さな町で本屋を営んでいる者です。今日は、柿内尚文さんの『付加価値の伝え方事例集』を読んで、感じたことをお話しさせてくださいね。これは、私の日常にちょっとした魔法をかけてくれるような、そんな一冊でした […...
みなさん、こんにちは。今日は『昭和20年8月15日: 文化人たちは玉音放送をどう聞いたか』という本について、ちょっとお話ししたいと思います。この本を手に取ったとき、私が最初に思ったのは、「歴史って、どれだけの人の心にどん […...
はじめに 最近、池上英洋さんの著作を手に取ったんです。『名画で読み解く 西洋女性史』という本で、タイトルからしてアートと歴史の交差点を探る旅に出かけたような気持ちになりました。歴史の教科書で学んだことが、名画を通してどん […...