ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
みなさん、こんにちは。今日は、ちょっと不思議な感覚に包まれた一冊についてお話ししたいんです。八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んで、私自身、静かだけど心の奥でじわじわと感情が動くのを感じました […...
こんにちは!今日は、ちょっと特別な本の話をしようと思います。『「九月」を生きた人びと 朝鮮人虐殺の「百年」』という本を読んだんです。もう、なんと言えばいいのか、心が揺さぶられました。普段は小説やエッセイを読むことが多い私 […...
紀田順一郎と荒俣宏という物語 ある日、いつものように書店をぶらぶらしていたら、ふと目に留まったのが『近代出版研究 第4号』でした。普段は目立たない棚の片隅に静かに置かれている雑誌で、少し埃をかぶっていたのが逆に愛おしく感 […...
こんにちは。北海道の小さな町で書店員をしている者です。今日は、ロジェ・グルニエの『ユリシーズの涙』についてお話ししたいと思います。いつものように、私の心の中の旅についてお付き合いください。 犬たちの物語と、私の記憶 『ユ […...
はじめに:リーダーシップと歴史の出会い こんにちは、みなさん。今日は、『ハーバード流 歴史が教えるリーダーシップとリーダー学』という本についてお話ししたいと思います。この本は、リーダーシップというテーマに興味がある人なら […...
香りの記憶と出会う旅 『香りと香水の植物百科図鑑』を手に取ったとき、私はふと祖父のことを思い出しました。幼い頃、祖父の家の庭にはたくさんの花が咲いていて、その香りが風に乗って私の鼻をくすぐりました。特に、スイカズラの甘い […...
こんにちは!今日は、渡辺一夫さんの『敗戦日記』についてお話ししたいと思います。これね、ただの歴史的な記録じゃないんです。読んでいるうちに、なんだか自分もその時代に生きているような感覚になっちゃったんですよね。 静かに心を […...
最初に感じた違和感と興味 『歌う言葉 考える音』というタイトルを見たとき、正直言って「どういうこと?」と感じました。音楽ってもっと感覚的なものだと思っていたし、哲学と結びつくなんて考えたこともなかったんです。でもその違和 […...
無住の世界に足を踏み入れる 本を手に取るとき、私はいつも少し緊張します。新しい世界に足を踏み入れるというのは、私にとってとても特別な行為だからです。今回、私が旅に出たのは『信心の世界、遁世者の心 日本の中世〈2〉』という […...
こんにちは!この間読んだ『市村弘正著作集 上巻』の話をさせてください。多分、皆さんが思っている以上に、心を揺さぶられた本でした。市村さんの言葉の選び方が、とっても丁寧で、なんだか心に沁みるんですよね。 小さなものに目を向 […...