ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
こんにちは。北海道の小さな町で書店員をしている私は、今日もまた本棚の片隅で静かに待っている一冊に心を惹かれました。それが温 又柔さんの『来福の家』です。この本、実は少し前から気になっていたんですが、手に取ったのはつい最近 […...
アン・タイラーの『あのころ、私たちはおとなだった』を手にしたとき、私は不思議な感覚に包まれました。この本を読んでいる間、まるで心の中に小さな窓が開いたような気がしたんです。その窓から見える景色は、私自身の人生とどこか重な […...
こんにちは。今日は、ちょっと不思議な本についてお話ししたいと思います。タイトルは『民俗信仰を読み解く なぜ日本人は賽銭を投げるのか』、著者は新谷尚紀さん。最初にこの本を手にしたとき、私は日本人の暮らしに根付く「信仰」とい […...
こんにちは。今日は、塩田武士さんの『踊りつかれて』という小説についてお話ししたいと思います。この本を手に取ったのは、何気ない日常の中で、ふと「人間の弱さ」というテーマに惹かれたからです。そう、私たちの中にはどこかしら弱く […...
初めての出会いと心の引っかかり この本との出会いは、まるで古い友人に再会したような感覚でした。リチャード・ドーキンス博士の『利己的な遺伝子』を読んだことがある人なら、彼の語り口がどれほど魅力的かをご存知でしょう。そして、 […...
福岡から東京に出てきて数年、都会の喧騒に慣れてきたと思った矢先に、ふとしたきっかけで手に取った本がありました。それが『孫と遊んで若返る! 老化予防82の秘密』です。タイトルからして「孫育て」というテーマに、一瞬自分にはま […...
ジブリ作品の裏側を覗く ジブリの映画って、いつも心にじわじわと染みてくるんですよね。特に「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」は、僕にとっても特別な作品です。そんな映画の裏側を知ることができる、木原浩勝さんの本を読んで […...
こんにちは。この記事を書こうと思った理由は、最近読んだ本がとても心に残ったからです。タイトルを見てピンと来る方もいるかもしれませんが、『天空の城ラピュタ』の制作秘話を語る一冊です。それは、木原浩勝さんの手による、まるでジ […...
こんにちは。今日は佐藤正午さんの『熟柿』について、私が感じたことをちょっとお話しさせてください。この本を手に取ったのは、タイトルに惹かれたからでした。「熟柿」って、完熟した柿のことですよね。甘くて、柔らかくて、でもどうし […...
『三国志』との出会い 『三国志』と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?私にとって『三国志』は、学生時代に夢中になった物語のひとつ。あの頃は、曹操や劉備、孫権といった英雄たちが織りなす壮大な物語にただただ圧倒されて […...