ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
はじめに感じたこと こんにちは、福岡出身の20代後半、元エンジニアの読書好きです。この間、野本寿美子さんの『あたたかいお産: 助産婦一代記』を手に取りました。この本、最初はちょっとどうかなと思っていたんです。助産婦の一代 […...
この本を手に取ったのは、書店の片隅でひっそりとその存在を主張していたからです。私は昔から、歴史の中で小さくとも確かな光を放つ人々の話が好きで、「二宮金次郎」と聞けば、あの薪を背負って本を読む姿が思い浮かぶ。しかし、本書を […...
はじまりの一歩──池澤夏樹との出会い 池澤夏樹さんの『1945年に生まれて』を手に取ったのは、ほんの偶然でした。書店の片隅で、ふと目に留まったこの本。装丁のシンプルさが、かえって内容の深さを予感させるようで、なんだか心惹 […...
こんにちは。今日は、グレアム・マクレー・バーネットの『揺れる輪郭』を読んだ感想をお話しします。私は福岡出身の20代後半、もともとは理系出身でエンジニアとして働いていました。でも、大学時代にたまたま手に取ったノンフィクショ […...
こんにちは。この記事を書こうと思った理由は、最近読んだ本がとても心に残ったからです。タイトルを見てピンと来る方もいるかもしれませんが、『天空の城ラピュタ』の制作秘話を語る一冊です。それは、木原浩勝さんの手による、まるでジ […...
こんにちは。北海道の小さな町で書店員をしている私ですが、今日はアレクサンドル・ゲルツェンの『過去と思索』という本について、心の中を少しだけお話ししたいと思います。この本は、19世紀ロシアの思想家であるゲルツェンが、自らの […...
こんにちは、北海道の小さな町で書店員をしている者です。今日は『クレーとマルク 動物たちの場所』という本についてお話ししたいと思います。この本を手にしたとき、なんだか不思議な懐かしさを感じました。幼い頃、祖父が話してくれた […...
こんにちは!最近読んだ本の感想を、ゆるくお話しさせてくださいね。今回手に取ったのはデイヴィッド・ポッター著の『テオドラ:女優からビザンツ皇后、聖人へ』です。タイトルからして興味をそそられるでしょう?私も「女優から皇后に、 […...
こんにちは。今日は、松永智子さんの『米原昶の革命: 不実な政治か貞淑なメディアか』を読んで感じたことを、少しだけお話しさせてください。なんだか、この本を手に取ったとき、私の心には小さな波紋が広がったような気がしました。 […...
私はこの本を手に取るまで、アルフレッド・T・マハンという名前をほとんど聞いたことがありませんでした。でも、彼の著作『海上権力史論』が19世紀末から20世紀初頭にかけて、どれほどの影響を与えたのかを知って、驚きを隠せません […...