ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
こんにちは、北海道の小さな町の書店員です。この間、本棚の片隅で一冊の本が目に留まりました。それは、二宮金次郎、尊徳さんの考え方を、彼の7代目子孫である中桐万里子さんが解説した本でした。正直、最初は少し地味な印象だったんで […...
こんにちは。今日は、太子堂正称さんの『ハイエク入門』についてお話ししようと思います。この本、読んでみてなんだか心がじわじわ温まるというか、考えることの楽しさを再確認させてもらった気がします。ハイエクという経済学者について […...
本の中の二宮金次郎に会ってきたよ こんにちは!今日はみんながよく知っているけど、本当のところは意外と知られていない「二宮金次郎」のお話をしたいと思います。というのも、最近読んだ本が私の中で大きな発見をもたらしてくれたんで […...
こんにちは。北海道の小さな町の書店員です。今回紹介したい本は『図説 豊臣秀長――秀吉政権を支えた天下の柱石』。歴史には名を残さなくても、実は大きな役割を果たした人物がたくさんいます。豊臣秀長もその一人。彼の人生を知り、私 […...
はじめに感じたこと こんにちは、福岡出身の20代後半、元エンジニアの読書好きです。この間、野本寿美子さんの『あたたかいお産: 助産婦一代記』を手に取りました。この本、最初はちょっとどうかなと思っていたんです。助産婦の一代 […...
この本を手に取ったのは、書店の片隅でひっそりとその存在を主張していたからです。私は昔から、歴史の中で小さくとも確かな光を放つ人々の話が好きで、「二宮金次郎」と聞けば、あの薪を背負って本を読む姿が思い浮かぶ。しかし、本書を […...
はじまりの一歩──池澤夏樹との出会い 池澤夏樹さんの『1945年に生まれて』を手に取ったのは、ほんの偶然でした。書店の片隅で、ふと目に留まったこの本。装丁のシンプルさが、かえって内容の深さを予感させるようで、なんだか心惹 […...
こんにちは。今日は、グレアム・マクレー・バーネットの『揺れる輪郭』を読んだ感想をお話しします。私は福岡出身の20代後半、もともとは理系出身でエンジニアとして働いていました。でも、大学時代にたまたま手に取ったノンフィクショ […...
こんにちは。この記事を書こうと思った理由は、最近読んだ本がとても心に残ったからです。タイトルを見てピンと来る方もいるかもしれませんが、『天空の城ラピュタ』の制作秘話を語る一冊です。それは、木原浩勝さんの手による、まるでジ […...
こんにちは。北海道の小さな町で書店員をしている私ですが、今日はアレクサンドル・ゲルツェンの『過去と思索』という本について、心の中を少しだけお話ししたいと思います。この本は、19世紀ロシアの思想家であるゲルツェンが、自らの […...