ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
写本の世界に引き込まれて みなさん、本ってすごいですよね。特に古い時代の書物って、その時代の空気感とか、人々の生活が詰まっている感じがして、なんだかロマンを感じませんか?今回読んだ『近世写本文化論: 出雲国風土記を書写し […...
こんにちは、皆さん。今日はちょっと不思議な本を紹介したいと思います。タイトルは『凸凹で読みとくパリ: 水に翻弄されてきた街の舞台裏』。著者は佐川美加さんです。この本を手に取ったきっかけは、パリという街への純粋な好奇心でし […...
時間と地図、そして私たちのつながり 『Time in Maps 地図に刻まれた時間』を手に取ったとき、何か心の中に小さな波紋が広がったような気がしました。地図と時間、一見すると交わらないように思えるこの二つの概念がどんな […...
エベレストの悲劇を追体験する こんにちは、北海道の小さな町で書店員をしている者です。今日は、ジョン・クラカワーさんの『空へ』という本についてお話ししたいと思います。この本は、1996年5月にエベレストで起きた悲劇を描いた […...
こんにちは!今日は、『日本領サイパン島の一万日』という本を読んでの感想をお話ししたいと思います。この本は、私にとって特別な体験でした。歴史の重みを感じさせると同時に、人間の強さと脆さが心に深く残りました。 南洋の島に引き […...
『六〇〇〇度の愛』というタイトルを見たとき、私はすぐに心を掴まれました。なぜ六〇〇〇度なのか、その正体が気になって仕方がありませんでした。本を開くと、そこには私がこれまで出会ったことのない種類の物語が広がっていました。鹿 […...
不思議な体験の始まり 『口訳 太平記 ラブ&ピース』を手にしたとき、正直に言うと、少し尻込みしました。古典だし、しかもあの『太平記』ですよ。学校の授業で名前を聞いたことがある程度で、どんな話だったかすらも曖昧。そ […...
こんにちは!今日は、ちょっと特別な本の話をしようと思います。『「九月」を生きた人びと 朝鮮人虐殺の「百年」』という本を読んだんです。もう、なんと言えばいいのか、心が揺さぶられました。普段は小説やエッセイを読むことが多い私 […...
先日、図書館をぶらついていると、思わず手に取ってしまったのが北野幸伯さんの『アメリカのアキレス腱』でした。正直なところ、本のタイトルに少し怖気付きました。アメリカの経済の裏側や戦略なんて、難しそうだし、私には縁遠い話かも […...
はじめに – 家族ってなんだろう? 『世界の多様性〈普及版〉』という本を手に取ったとき、正直に言えば最初はピンとこなかったんです。家族の研究?それがどうしてそんなに重要なのか、すぐには理解できなかった。でも、 […...