ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
亜細亜産業の話を聞いたとき、私はすぐにその謎めいた響きに引き込まれました。正直に言って、戦後の日本の暗闘やスパイ活動についての知識は、おそらくテレビドラマや小説の中で得た断片的なものでした。でも、柴田哲孝さんのこの本を読 […...
私はこの本を手に取るまで、アルフレッド・T・マハンという名前をほとんど聞いたことがありませんでした。でも、彼の著作『海上権力史論』が19世紀末から20世紀初頭にかけて、どれほどの影響を与えたのかを知って、驚きを隠せません […...
ミラン・クンデラの『誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇』、この本を手に取ったのは、ちょっとした偶然でした。私はもともと理系出身で、歴史や政治について熱心に勉強してきたわけではありません。でも、大学の図書館でこの本のタイト […...
オウム真理教との出会い ある日、ふとしたきっかけでこの本を手に取った。オウム真理教については、ニュースやドキュメンタリーで何度か目にしていたけれど、詳しく知っているわけではなかった。でも、江川紹子さんのこの本を読み始めて […...
福澤諭吉に触れる こんにちは。私は都内のデザイン事務所で働く30代の女性です。今日は、藤原書店から出版されている渡辺利夫さんの『大いなるナショナリスト 福澤諭吉』を読んだ感想をお話ししたいと思います。正直、福澤諭吉という […...
こんにちは。今日は、ちょっと不思議な本を紹介したいと思います。『儀物軌式』という、江戸時代の贈答品について書かれた書物です。最初にこの本に出会ったとき、正直に言って、私は何を手に取ってしまったんだろうと戸惑いました。だっ […...
初めての出会い 最近、『未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン』という本を読みました。この本を手に取ったのは、彼の名前に何かしら聞き覚えがあったからです。ジョン・フォン・ノイマンって、どこかで聞いたことがあるような気が […...
こんにちは、京都からお送りします。ちょっと不思議な本を手に取りました。『ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会』、吉川徹さんの著作です。これ、読んでる間ずっと心の中で小さな問いが膨らんでいくような、そんな体験でした。ち […...
不遇の英雄たちとともに この本を読み終わった時、私はしばらくその場から動けなかったんです。デイヴィッド・グランの『絶海:英国船ウェイジャー号の地獄』は、歴史の一部をまるで自分が体験したかのように鮮明に描き出してくれました […...
空の戦士たちの物語に心を揺さぶられて この本を手に取ったのは、何となく「戦争」というテーマに惹かれたからでした。戦争の話って現実離れしているようで、でもどこかで私たちの生活に密接している。そんな曖昧な感覚が興味を引いたの […...