ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
不遇の英雄たちとともに この本を読み終わった時、私はしばらくその場から動けなかったんです。デイヴィッド・グランの『絶海:英国船ウェイジャー号の地獄』は、歴史の一部をまるで自分が体験したかのように鮮明に描き出してくれました […...
空の戦士たちの物語に心を揺さぶられて この本を手に取ったのは、何となく「戦争」というテーマに惹かれたからでした。戦争の話って現実離れしているようで、でもどこかで私たちの生活に密接している。そんな曖昧な感覚が興味を引いたの […...
こんにちは。福岡出身の20代後半、元エンジニアの読書好きな男です。今日は、最近読んだ『物語 パリの歴史-「芸術と文化の都」の2000年』という本について、心の動きをそのままに、ちょっと語ってみようと思います。 パリの歴史 […...
こんにちは、今日はとても素敵な本を紹介させてください。『明治のナイチンゲール 大関和物語』という一冊です。私にとって、この本はまるで心の中に小さな火を灯すような存在でした。和さんという女性の生き方が、読むほどに私の心に響 […...
特攻兵士の遺書が語りかけるもの 特攻兵士の遺書を読んだことがありますか?私は一度、海上自衛隊佐世保資料館でそのような遺書を目にしたことがあります。遺書には「母様」と呼びかける言葉が何度も出てきて、その一言一言に、そこに書 […...
こんにちは。北海道の小さな町で書店員をしています。最近読んだ本の中で、心に引っかかって離れない一冊がありました。それが、村瀬秀信さんの『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』です。阪神タイガースといえば、日本全国に熱狂的 […...
歴史の波に流される人々の姿 塩野七生の『小説 イタリア・ルネサンス1〈ヴェネツィア〉』を手に取ったとき、正直言って少し身構えたんです。大学時代に読んだ一冊のノンフィクションをきっかけに、歴史の本を読み漁るようになった私で […...
こんにちは、京都からお送りします。今、私の手元には『立ち読みの歴史』という本があります。これを読んでいると、なんというか、まるで時間旅行をしているような気分になりました。あまり大げさなことは言いたくないのですが、本当にそ […...
こんにちは、北海道の小さな町で書店員をしている者です。幼い頃から本が生活の一部で、特に名もなき日常を生きる人々の話に心を惹かれています。今日は、『続・沖縄戦を知る事典: 戦場になった町や村』という本を通じて、私が感じたこ […...