ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
こんにちは。北海道の小さな町で書店員をしている、読書好きの私です。今日は、ルチャーノ・デ・クレシェンツォの『オデュッセイアを楽しく読む』についてお話ししたいと思います。心に残る本を見つけたときの喜びを、少しでも共有できた […...
理系出身の作家が小説に挑む理由 こんにちは、福岡出身で20代後半の者です。もともと理系出身で、エンジニアとして働いていた私が、ある日ふと手に取ったのが『理系の読み方』でした。著者の大滝瓶太さんも理系出身ということで、どん […...
時間と地図、そして私たちのつながり 『Time in Maps 地図に刻まれた時間』を手に取ったとき、何か心の中に小さな波紋が広がったような気がしました。地図と時間、一見すると交わらないように思えるこの二つの概念がどんな […...
心の中の港町 こんにちは。今日は金子薫さんの『鳥打ちも夜更けには』について、私の心に浮かんださざ波を、つれづれと書きたいと思います。この本、最初に手に取ったときから何か不思議な予感がしていました。表紙に描かれた、どこかし […...
私は普段、京都の大学で哲学を学んでいる学生です。そんな私が、どうしても心を動かされた本があります。それが中原昌也さんの『名もなき孤児たちの墓』です。この本を手に取った時、何かしらの啓示を受ける予感がありました。表紙の質感 […...
まさかアナキズムという言葉が、僕の心にじわじわと浸透してくるとは思いませんでした。『シン・アナキズム: 世直し思想家列伝』を手に取ったのは、単なる好奇心からでした。正直なところ、アナキズムって聞くと、なんだか怖いというか […...
ふとした瞬間に蘇る記憶と、出会いの不思議 多和田葉子さんの『研修生』を手に取るきっかけは、偶然の連続だったように思います。友人が勧めてくれた本ではなかったし、特に話題になっていたわけでもない。でも、なんとなく、その時の私 […...
切迫早産という現実 『百日と無限の夜』を読んでいると、まずそのタイトルに心を引かれますよね。私も最初は何も知らずに手に取ったのですが、読み進めるうちに、その深いテーマと幻想的な描写にどんどん引き込まれていきました。特に「 […...
みなさん、こんにちは。今日は、ちょっと不思議な感覚に包まれた一冊についてお話ししたいんです。八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んで、私自身、静かだけど心の奥でじわじわと感情が動くのを感じました […...
こんにちは!今日は、ちょっと特別な本の話をしようと思います。『「九月」を生きた人びと 朝鮮人虐殺の「百年」』という本を読んだんです。もう、なんと言えばいいのか、心が揺さぶられました。普段は小説やエッセイを読むことが多い私 […...