「狂言師の歩き方」で見つけた、心と体の新しいバランス – 茂山千三郎著
はじめに感じたこと
最近、ちょっと膝が痛くてね。年齢のせいか、運動不足のせいか、どちらかは分からないけど、確かに歩き方や姿勢に問題があるのかも、と感じていた時に出会ったのが茂山千三郎さんの『狂言師の歩き方』でした。この本、まるで私に「ちょっと立ち止まって考えてみない?」と声をかけてくれたような気がして、読む前からワクワクしてたんです。
ナンバ歩きに心が動かされて
本を開いて最初に惹かれたのは、やっぱり「ナンバ歩き」のくだり。昔の日本人って、なんであんなに長距離を歩けたんだろうって素朴な疑問、ありませんか?その答えが「ナンバ歩き」にあるっていうんだから面白い。肩を動かさず、身体のねじれを避けて歩くこの方法、試してみたら意外とスムーズで驚きました。実際にやってみると、自然に姿勢が良くなって、心なしか視界も開けてくるような気がして。この変化が心地よくて、しばらくこの歩き方を続けてみようかなと思ったんです。
狂言師の構えに学ぶこと
次に、狂言師の構えについて読んでいるうちに、なんだか身体が引き締まる感じがしました。これは単なる身体の動かし方じゃなくて、心の持ちようにもつながる話だと気づいたんですね。身体の軸を垂直にするって、単に姿勢を良くするだけじゃなくて、自分の心の軸を正すことにもなるんじゃないかって。普段の生活で、ついだらしなくなってしまいがちな私には、かなり響いたポイントでした。
呼吸法でリラックス
そして呼吸法です。丹田を意識した深い腹式呼吸。これね、やってみると本当にリラックスできます。忙しい日常の中で、ちょっとした時間にこの呼吸を取り入れることで、なんだか自分のペースを取り戻せる気がするんです。特に、仕事で行き詰まった時や、人間関係で悩んだ時なんかに試してみると、心がふっと軽くなるのが分かる。呼吸ひとつでこんなに変わるんだなと、改めて実感しました。
本を通じて感じた感謝の気持ち
この本を読んで、私はただ身体の使い方を学んだだけじゃなくて、もっと広い視点で「生き方」を見直すきっかけをもらったように思います。狂言師の千三郎さんが伝えてくれたのは、日本の伝統文化の中にある知恵を、私たちの生活にどう活かすかということ。感謝や敬意を大切にする姿勢、そしてそれを体現することで見えてくる新しい景色があるんだと教わりました。
この本を手に取ったことで、心と体のバランスをもう一度考えるチャンスをもらえたことに感謝しています。なんだか、少しずつ人生が豊かになっていく予感がするんです。これからもこの気づきを大事にしていきたいなと思います。そして、読んでいない人にも、ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。