ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
ある日、本棚を整理していると、ふと目に留まったのが川村湊さんの『満洲崩壊: 大東亜文学と作家たち』でした。正直なところ、最初に手に取った理由は、タイトルに「満洲」という聞きなれない地名が含まれていたからです。私自身、歴史 […...
初めての出会いと心の引っかかり この本との出会いは、まるで古い友人に再会したような感覚でした。リチャード・ドーキンス博士の『利己的な遺伝子』を読んだことがある人なら、彼の語り口がどれほど魅力的かをご存知でしょう。そして、 […...
『三国志』との出会い 『三国志』と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?私にとって『三国志』は、学生時代に夢中になった物語のひとつ。あの頃は、曹操や劉備、孫権といった英雄たちが織りなす壮大な物語にただただ圧倒されて […...
出会いは図書館の片隅で ある日、小さな図書館の片隅で、私は『リーンオペレーション』という本と出会いました。最初は「トヨタ生産方式」や「継続的改善」なんて言葉に、ちょっと敷居の高さを感じていました。でも、一度ページをめくる […...
この本を手に取った時、私は正直言って、少し懐疑的でした。「集中力を奪われている」というテーマに、どれだけの新しさがあるのかと。でも、ページをめくるごとに、まるで自分の心が見透かされているような感覚に陥りました。ヨハン・ハ […...
初めて向き合った「防衛」という現実 ある日、ふと書店で手に取った「自衛隊 元最高幹部たちの告白」。そのタイトルから何となく重々しい感じがして、普段はあまり手を伸ばさないジャンルだと思ったのですが、なぜか気になってしまった […...
トランプ大統領の要求をどう見るか 大前研一さんの著書を読んで、まず私が感じたのは、まるでニュースを超えた生々しい現実が描かれているような感覚でした。特にトランプ大統領に対する彼の分析は、私の中にどこか無意識に芽生えていた […...
本を読み終えた時、その本が自分の中に何を残したのかをじっくり感じ取るようにしています。この『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』は、まさにそんな一冊でした。ひろゆき氏の名前を聞くと、どうしてもその辛辣なコメ […...
『マネーの代理人たち ウォール街から見た日本株』を手に取ったのは、久しぶりに「金融」という言葉が頭をよぎったからでした。金融業界に直接関わった経験はないけれど、震災後に東北で感じた「地域経済」とか「人々の暮らし」といった […...
このところ、日々の仕事に追われて、本をじっくり読む時間がなかなか取れなかったんです。でも、この『桂二葉本』を手に取ったとき、なんだか「読んでみたい」という気持ちが湧いてきて、気がつけば一気に読破していました。正直に言うと […...