ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
亜細亜産業の話を聞いたとき、私はすぐにその謎めいた響きに引き込まれました。正直に言って、戦後の日本の暗闘やスパイ活動についての知識は、おそらくテレビドラマや小説の中で得た断片的なものでした。でも、柴田哲孝さんのこの本を読 […...
皆さん、こんにちは。今日は河盛好蔵さんの『藤村のパリ』についてお話ししたいと思います。実を言うと、この本を手に取ったのはまさに偶然で、書店でふと目に留まった表紙のデザインに惹かれたんです。でも読み進めるにつれて、これはた […...
こんにちは。京都に住む大学生で、哲学と文学を学んでいる者です。読書は私にとって、趣味でもあり、思考の実験でもあり、時には逃避のようなものでもあります。子どもの頃は本があれば友達がいなくても平気でしたが、大学に入ってからは […...
こんにちは。今日は、ちょっと不思議な本を紹介したいと思います。『儀物軌式』という、江戸時代の贈答品について書かれた書物です。最初にこの本に出会ったとき、正直に言って、私は何を手に取ってしまったんだろうと戸惑いました。だっ […...
『隆明だもの』を手に取ったとき、正直なところ、少し不安がありました。吉本隆明という名前には、どこか近寄りがたい威厳があるように感じていたからです。でも、彼の娘であるハルノ宵子さんが描いたこの本は、そんな私の不安をやさしく […...
こんにちは、京都からお送りします。ちょっと不思議な本を手に取りました。『ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会』、吉川徹さんの著作です。これ、読んでる間ずっと心の中で小さな問いが膨らんでいくような、そんな体験でした。ち […...
空の戦士たちの物語に心を揺さぶられて この本を手に取ったのは、何となく「戦争」というテーマに惹かれたからでした。戦争の話って現実離れしているようで、でもどこかで私たちの生活に密接している。そんな曖昧な感覚が興味を引いたの […...
心を打たれた「敗者」の物語 ボクシングというスポーツは、どこか遠い世界の話のように感じていました。汗と血と涙が交錯するリングの上での闘いは、私の日常とはかけ離れたもの。でも、森合正範さんの『怪物に出会った日 井上尚弥と闘 […...
こんにちは、京都からお送りします。今、私の手元には『立ち読みの歴史』という本があります。これを読んでいると、なんというか、まるで時間旅行をしているような気分になりました。あまり大げさなことは言いたくないのですが、本当にそ […...
皆さん、こんにちは。今日は、アンドリュー・カーネギーの『超訳 アンドリュー・カーネギー 大富豪の知恵 エッセンシャル版』という本を読んで感じたことを、私なりにお話ししてみたいと思います。 カーネギーという人物との出会い […...