ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
ある日、古びた本屋で『フィンバーズ・ホテル』というタイトルが目に飛び込んできました。どうしてこの本を手に取ったのか、今でもはっきりとは思い出せません。ただ、ダブリンの古いホテルに泊まり合わせた人々を描くという設定が、なぜ […...
こんにちは。今日は、ちょっと不思議な本についてお話ししたいと思います。タイトルは『民俗信仰を読み解く なぜ日本人は賽銭を投げるのか』、著者は新谷尚紀さん。最初にこの本を手にしたとき、私は日本人の暮らしに根付く「信仰」とい […...
ある日、本棚を整理していると、ふと目に留まったのが川村湊さんの『満洲崩壊: 大東亜文学と作家たち』でした。正直なところ、最初に手に取った理由は、タイトルに「満洲」という聞きなれない地名が含まれていたからです。私自身、歴史 […...
私が出会った「シーパワー理論」の世界 こんにちは。今日はちょっと不思議な読書体験をお話ししたいと思います。私が手に取ったのは、福山隆さんの本。元陸将の著者が紡ぐ、トランプ大統領や歴史的なシーパワー理論についての一冊です。 […...
はじめに感じたこと こんにちは!今日は、谷崎真吾さんの『売り込まない営業』についてお話ししたいと思います。実は、営業の本ってあんまり読まないんですよね。でも、この本、なんだか気になっちゃって手に取ったんです。たぶん「売り […...
こんにちは。京都に住む大学生で、哲学と文学を学んでいる者です。読書は私にとって、趣味でもあり、思考の実験でもあり、時には逃避のようなものでもあります。子どもの頃は本があれば友達がいなくても平気でしたが、大学に入ってからは […...
『マネーの代理人たち ウォール街から見た日本株』を手に取ったのは、久しぶりに「金融」という言葉が頭をよぎったからでした。金融業界に直接関わった経験はないけれど、震災後に東北で感じた「地域経済」とか「人々の暮らし」といった […...
このところ、日々の仕事に追われて、本をじっくり読む時間がなかなか取れなかったんです。でも、この『桂二葉本』を手に取ったとき、なんだか「読んでみたい」という気持ちが湧いてきて、気がつけば一気に読破していました。正直に言うと […...
こんにちは。今日は、ちょっと不思議な本を紹介したいと思います。『儀物軌式』という、江戸時代の贈答品について書かれた書物です。最初にこの本に出会ったとき、正直に言って、私は何を手に取ってしまったんだろうと戸惑いました。だっ […...
先日、『奇跡の醤(ひしお)』という本を手に取りました。陸前高田の老舗醤油蔵、八木澤商店が震災から再生する物語です。これがどれほど私の心に深く入り込んできたか、言葉にするのは難しいけれど、少しでも伝わればと思って書いてみま […...