ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
京都の風景と文通の始まり 最近、京都を訪れる機会がありました。古い街並みを歩きながら、ふと心に引っかかったのが、宮野真生子さんと磯野真穂さんの文通記録でした。この二人の文通は、京都の哲学者である宮野さんが乳ガンを患い、再 […...
感じる力が人生を変える 桜井章一さんの『決断なんて「1秒」あればいい』は、私にとってとても特別な本になりました。読んでいる間、まるで自分の中の何かが静かに揺さぶられるような感覚を覚えたんです。桜井さんの言葉は、理論ではな […...
本を読み終えた時、その本が自分の中に何を残したのかをじっくり感じ取るようにしています。この『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』は、まさにそんな一冊でした。ひろゆき氏の名前を聞くと、どうしてもその辛辣なコメ […...
『隆明だもの』を手に取ったとき、正直なところ、少し不安がありました。吉本隆明という名前には、どこか近寄りがたい威厳があるように感じていたからです。でも、彼の娘であるハルノ宵子さんが描いたこの本は、そんな私の不安をやさしく […...