ノンフィクション
2025年09月21日 16時07分

「1メッセージ」で心を動かされた瞬間:杉野幹人の『1メッセージ 究極にシンプルな伝え方』を読んで

こんにちは!今日は杉野幹人さんの『1メッセージ 究極にシンプルな伝え方』を読んで感じたことを、ちょっとお話ししたいと思います。私は都内のデザイン事務所で働いている30代の女性です。日々の忙しさに追われつつも、本を読んで心をリセットするのが大好きなんです。そんな私がこの本を手に取ったきっかけは、仕事でのコミュニケーションの悩みでした。

シンプルなメッセージの力に気づいた瞬間

まず、最初にこの本を手にして「1メッセージ」という言葉にググッと引き寄せられました。なんだかシンプルで力強い響きがあって、もっと知りたい!と思ったんです。そして本を読み進めるうちに、心の中で勝手に映画のような映像が流れ出しました。私の上司が、ずるずると長い会議を終えて「結局、何が言いたいの?」とポツリと言ったあの瞬間のことが頭をよぎったんです。思わず「あぁ、これが1メッセージの大切さか!」と納得してしまいました。

過去の失敗も今ではいい思い出

この本を読んでいると、過去の自分が目の前に現れてくるんです。例えば、大学時代のゼミでのプレゼン。何を伝えたかったのか自分でもわからなくなって、結局、先生にも友達にも「で、何が言いたいの?」と聞かれた苦い思い出があります。あの時の私は「いろいろあるけど、どれも大事!」って思い込んでいたんですよね。でも、この本を読んで、伝えたいことを一つに絞る勇気こそが大切なんだと気づきました。

心に響く伝え方のヒント

著者の杉野さんは、戦略コンサルタントとしての経験から「1メッセージ」にたどり着いたそうです。彼の言葉には、実際のビジネス現場で培ったリアリティが詰まっていて、説得力がすごいんです。「メッセージを伝えることは、誰かがとりあえず試しにやってみることを後押しする」という一文が特に印象的でした。伝えることって、ただ自分の考えを伝えるだけじゃなくて、相手に行動を促す力があるんですね。

この本を読み終えて、私は自分の伝え方を見直すことにしました。これまでは、気持ちを伝えようとしてつい余計な情報を詰め込みがちだったけど、これからは「1メッセージ」でシンプルに、でも力強く伝えてみようと思います。

最後に

『1メッセージ 究極にシンプルな伝え方』を読んで、私は自分の中に小さな変化を感じました。日常の何気ない会話や、仕事でのやりとりにおいても、少しずつですが実践してみようと思っています。そして、これが私の周りの人たちにも良い影響を与えることができたら、なんて素晴らしいことだろうと思っています。

この本は、特にコミュニケーションに悩んでいる方にはぜひ手に取ってほしい一冊です。きっと、私と同じように「目から鱗」の体験が待っているはずです。ぜひ、楽しみながら読んでみてくださいね。

咲

本を読むのが、とにかく好きです。小説、ノンフィクション、マンガ、絵本、自己啓発、レシピ本まで、なんでも気になる「ジャンル雑食派」。休日はよく本屋さんやカフェで一日過ごしています。

「本はもっと気軽に読んでいい!」が私のモットー。本を難しく語りすぎるのはちょっと苦手で、「楽しい」「泣いた」「めっちゃ好き!」と素直に感じたまま、書評を書いています。

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