「食」の未来を考える旅へ:心を揺さぶる『日本の食料安全保障』
はじめに思ったこと
みんな、こんにちは!今日はちょっと真面目な話題に踏み込んでみようと思う。『日本の食料安全保障』という本を読んだんだけど、これ、すごく心に残ったの。普段、スーパーで買い物するときに、どれだけの人がその食べ物の背景を考えているんだろうって。私自身、正直言うと、あんまり考えたことなかったんだけど、この本を読んで「うわー、これヤバいかも」って思ったの。
都会で暮らす私と食料のこと
都会でデザイナーとして働いていると、どうしても視野が狭くなりがち。スーパーに行けば、食べ物は何でも揃ってるし、コンビニだって24時間営業してる。そんな中で、食料の自給率とか、農家さんの年齢がどうとか、意識することって少ないんだよね。でも、この本を読み進めていくうちに、私たちの生活って、実はすごく不安定な基盤の上に成り立っているんだって気付かされたの。
特に印象に残ったのは、著者の鈴木さんが「食料輸入が止まったらどうする?」って問いかけてくるところ。私、戦争映画とかドラマで、都会の人たちが食料を求めて田舎に行くシーンを見たことがあったけど、それが現実になる可能性があるって思うと、ちょっと怖くなった。現代の日本では無縁の話だと思っていたけど、実はそうじゃないんだって。
「一億総農民」って本気で考えてみた
それにしても、「一億総農民」っていう言葉にはちょっと笑っちゃった。でも、これを読んで、なんだか面白い未来図を想像しちゃったんだ。私、都会育ちで土いじりなんてしたことないけど、もしもみんなが少しずつでも食べ物を自分で育てるようになったら、どんな世の中になるんだろう。ロシアの「ダーチャ」みたいに、週末は小さな畑で作物を育てて、家族で収穫した野菜を食べる。想像するとちょっとワクワクしない?
もちろん、現実はそんなに簡単じゃない。著者も言っているように、農業には時間も手間もかかるし、簡単に増産できるものでもない。でも、それでも「やってみる価値がある」と思わせてくれるのが、この本の魅力なんだよね。
本を読んで感じたこと
この本を読み終わった後、私はなんだかすごく気持ちが動かされたの。普段の生活ではあまり感じない、食料に対する危機感。だけど、それ以上に「私たちにもできることがあるかもしれない」って思わせてくれた。だから、まずはできることから始めてみようと思ったの。お米をもっと食べようとか、地元の野菜を買ってみようとか。小さなことかもしれないけど、それが大きな変化につながると信じて。
それにしても、本を通じてこうして考える機会をもらえるって、本当にありがたいことだよね。これからも、いろんな本を手に取って、自分の世界を広げていきたいな。
この本、ぜひみんなにも読んでみてほしい。そして、どう感じたか教えてくれたらうれしいな!