ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
まさかアナキズムという言葉が、僕の心にじわじわと浸透してくるとは思いませんでした。『シン・アナキズム: 世直し思想家列伝』を手に取ったのは、単なる好奇心からでした。正直なところ、アナキズムって聞くと、なんだか怖いというか […...
こんにちは。今日は、太子堂正称さんの『ハイエク入門』についてお話ししようと思います。この本、読んでみてなんだか心がじわじわ温まるというか、考えることの楽しさを再確認させてもらった気がします。ハイエクという経済学者について […...
はじまりの一歩──池澤夏樹との出会い 池澤夏樹さんの『1945年に生まれて』を手に取ったのは、ほんの偶然でした。書店の片隅で、ふと目に留まったこの本。装丁のシンプルさが、かえって内容の深さを予感させるようで、なんだか心惹 […...
こんにちは。北海道の小さな町で書店員をしている私ですが、今日はアレクサンドル・ゲルツェンの『過去と思索』という本について、心の中を少しだけお話ししたいと思います。この本は、19世紀ロシアの思想家であるゲルツェンが、自らの […...