ふらっと寄れる、書評のよりみち - ゴキロク
不思議な体験の始まり 『口訳 太平記 ラブ&ピース』を手にしたとき、正直に言うと、少し尻込みしました。古典だし、しかもあの『太平記』ですよ。学校の授業で名前を聞いたことがある程度で、どんな話だったかすらも曖昧。そ […...
歴史の波に流される人々の姿 塩野七生の『小説 イタリア・ルネサンス1〈ヴェネツィア〉』を手に取ったとき、正直言って少し身構えたんです。大学時代に読んだ一冊のノンフィクションをきっかけに、歴史の本を読み漁るようになった私で […...